私のことを知っている方はご存知だと思いますが
案外私は短気です
すぐに憤ります
それを表面に出すかどうか。というのはまた別問題ですが
本日は、そんな憤りのことを書かせてもらいます
仕事中の話です
毎日体重測定をしている、若干認知症の患者さんがおりまして
私がリハビリに行こうとその方を車いすに乗せ、
ふと体重測定しているかと思い、患者さんに聞きました
『○○さん。今日は体重計りました?』
「おう。今日はもう計ったよ」
『お。早いですねぇ。さすがですねぇ』
若干の認知症もあります。
患者さんの言葉を鵜呑みに出来ないのは私も理解しています
そうしたところ、担当の看護師さんがいましたので聞きました
『○○さん(患者さんの名前)、今日は体重測定しました?』
看護師さんはこう答えました
「荒堀さん。その人の言葉、信用できると思っているんですか?」
そりゃ認知症もありますよ
物忘れもありますが、本人を目の前にしてその言葉は無いだろうと思います
本当に患者さんのことを考えているのか、
どうしてそんな言葉が出てくるのだろうと悲しくなると同時に
非常に憤りました
病院で仕事をするという事は
直接患者さんと接するという事は
医療的な行為・知識も大切ですが
人を思いやる心が大事だと私は思います
自分の親や家族が、親戚が、大切な友人や恋人が
受けても良い医療を提供出来ればと私は思っていますが
そういうことじゃない人もいるんですなぁと思いました
きっと私は、こういう私の正義に反する行為に対して
ものすごく憤るのだと再認識しました