すごい 雑感

思いついた事を書いていくところです

読後感想「チャールズ・エリスのインデックス投資入門」

投資を行うにあたり、一体どこに投資すれば良いのか

これは最初に当たる壁であり、結局の所最後まで問題となるところだと思う

多くの人の場合、自分のお金をいかに増やすかと言うことで

投資を行うのだから、下手な所にお願いして減らしてしまう事は避けたい

 

大変大雑把で分かりやすさ重視で多少間違った書き方になるけど

投資を大きく分けると

投資先を人間が選ぶ「アクティブ」と

言うなればプログラムで決めている「パッシブ」とに分類される

で、この本のタイトルの「インデックス投資」というのは、パッシブに分類される

 

アクティブの方が人件費がかかってしまうため、どうしても手数料が高くなる

逆にパッシブはプログラムなので人件費は殆どかからないため手数料は低い

 

どう頑張っても手数料は払う必要があるので、勿論安い方が良いに決まってる

 

じゃあ腕利きの人間が選ぶアクティブと、プログラムで選ばれるパッシブ

どっちがお金が増えるの?と言う事になった時に

1年だけ切り取ればアクティブがパッシブに勝つ時もあるけれど

5年、10年や20年など長期で見れば見るほど

アクティブが勝つ確率は低くなり、パッシブが勝っている事が多くなる

 

長期的に見ればパッシブの方がお金が増えるのだから

人件費の分だけ手数料が高く、しかもパッシブに負ける確率が高いアクティブは

わざわざ選ぶ必要がないよね

だからパッシブがオススメだよ。と言うのがこの本の大雑把な内容でした

 

 

どうしても、お金が絡むと人間は正常な判断が出来ない事が多い

自分だけは大丈夫と何故か思ってしまう

投資を始めると、手数料が高いけど、それだけ儲けが出るからアクティブで行こう

と思う時が恐らく来ると思う。私でも来た

そんな時に、この本を読んで貰いたい

 

投資で大事な事は、大きな勝利をする事ではない

「負けないこと」なのだと言うことを再認識させられる

 

投資だけに限らず、そう言う事ってあるよねーと思う事がいくつかある

無理に攻め込んで隙を作ってしまい失敗するよりも

手堅い戦法をとり続けている時に、決定的なチャンスが巡って来る時もある

 

リスクとリターンの取り方が大事な事と

ハイリスク・ハイリターンを無理に狙わない事が大事な事

そんな事を勉強できる一冊だったと思う

 

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