昨日の万年筆に関してですが
万年筆というのは、高価なものが多い感じもしますが
昨日紹介したカクノのように、手が届きやすいものもあります。
結局の所、万年筆は『文字を書く道具』であり
千円の万年筆でも、一万円の万年筆でも、十万円の万年筆でも
字の上手さというのは、多分変わりません。
もしかしたら、耐久性などに違いはあるかも知れませんが
それも踏まえて、安いものを購入して、壊れたら買い換えると言う方が
コストパフォーマンスに優れるかも知れません。
問題は、道具にそれだけのお金をかける必要があるかどうか。と言う事だと思います。
高級なものを買うのが良い。と言う事ではないと私は思います。
例えば1本の万年筆を、代々の家宝として、子孫に持たせていこうと思うのでしたら
耐久性の高いと思われる、高級なものを買う必要があるかも知れません。
でも、自分が使うだけで、試しに使ってみる。と言う興味本位でテストならば
そこまで高級なものを買う必要は無いでしょう。
万年筆だけでなく、何故か高価なものを持っている自慢をする人がいますが
自分に必要なものを持っている。と言う事が大事なのではないかと思います。
料理人は状況により包丁を使い分けますが、家庭で料理をする時は
そこまで沢山の包丁は不用だと思います。万能包丁だけでも事足ります。
どこまで自分が使うか。と言う事の代表例だと思います。