すごい 雑感

思いついた事を書いていくところです

それは一体誰の作品になるのか

やっぱりD80もかなり写りが良いですね。と言う一枚です。

完全に壊れてしまいましたが、D80時代が長かったので懐かしいというか

写真を見返すと、何か少しホッとしますね。

アストランティアという花のようです。調べて初めて分かりました。

f:id:cheetah_mineo:20170711154243j:plain

イングリッシュガーデンの撮影

 

さて。本日は仕事の話をしましょう。

 

理学療法士の仕事は、臨床・研究・教育の3つに分かれると言われていますが

多くの人は臨床、つまり医療や介護の「現場」で働いています。

学校で指導されるのも、臨床に向けた教育が多く

研究に関しては、殆ど触れられず、教育に至っては全くありませんが

学生に教育の仕方を指導するというのも変な話ですので

まあそれは良いと思います。

 

本日は中でも「研究」についてですが

学校で曲がりなりにも「卒業論文」を書きなさい。と言う課題が出る事があります。

結構多くの養成校であるのではないかと思いますが

今まで臨床の事しか行っていない学生に、いきなり研究をしろと言うのも

酷な話ではないかと、今になっても思います。

 

先日、PTの学生を名乗る人から論文作成のテーマが決まらなくて困っている

と言う話を受けまして、興味深かったので話を聞き、アドバイスはしましたが

最後まで責任が持てるわけでも無いので、大変無責任な事をしたとは思います

とはいえ、見ず知らずとは言え、困っている学生を見捨てるのも気が引けますし。

 

話をしている中で、本人には言わなかったですが

本来研究というのは「何を研究するか」という出発点が一番大事だと思います。

自分が疑問に思ったこと、解明したいこと

これらを考え、決める事が、恐らく全体の半分くらいを占めると思うんです

 

実際に作業をする事の難しさや、結果をまとめる事も大事ですが

出発点が決まらないと、そもそも始まることが出来ません。

 

だから、正直なところ、何を研究すれば良いのか。と言う事を他人に頼る時点で

研究としては失格だと思います。

 

これは写真撮影に例えると

「写真を撮影したいです。何を撮影すれば良いですか?」

と聞いているようなものです。

プロに被写体を教えて貰い、セッティングしてもらい、

自分でシャッターだけを押して撮影したとしても、それは誰の写真なのでしょうかね

本当に大事なのは、自分が写真を通じて何が綺麗だと思ったのか、

何を他の人に伝えたいか。ではないかと思います。

 

学校の授業ですから「研究をすること」が大事になるのも分かりますが

そもそも、本末転倒だなぁと思いました。

それなら、研究の意味合いを教える方が有効だと思うんですけどね。