すごい 雑感

思いついた事を書いていくところです

残るべきは記憶か記録か

前も書いたような気がするんですが、まあいいやと言う事で書きます

記憶に残る事記録に残す事に関してです

 

日本は割と災害が発生しやすい国で、

地震や台風、大雨などなど色々自然災害が発生しています

丁度北海道の大規模停電が起きた地震から2年が経過したところです

 

こういう災害から何年経過した。というニュースが出てくると

必ず「この災害を忘れて欲しくない」という話が出てくるのですが

これは、記憶ではなく記録に残しておくべきことだと思います

 

ニュースとして最悪なものでは「この災害を皆が思い出さなくなっている」という事があります

そりゃ当事者にとっては大変でも、あまり被害が無かった方にとっては

いわば対岸の火事です。思い出さなくなって当然です

当たり前のことをニュースにしても、ニュースにならないのでは

 

とはいえ、災害で家を失った、家族を失ったなど、

もの凄いショックが襲ってきた方がいるのは理解しますし

そう言う方には大変だ。と言う感じも理解できます

 

でも、その悲しみは、生活している中で少しずつ忘れていくものだと思います

どんなに辛いことでも楽しいことでも

人間は忘れながら生活していくものです

だからこそ、亡くなった方がいると日本では法要があったりすると思います

 

強いショックを受けた状態のまま、何十年も生きていく事は恐らく不可能です

少しずつ、心の平穏を取り戻して行くはずです

だから、個人的にはこのような災害は記憶には残らなくて良いと思います

 

ただし、記録には残していくべきだと思います

何故かというと、同じような事が発生した時に、どうすれば被害が少ないのか

どうすれば、悲しむ人が少なくなるのか。と言う事を考えたときに

大事なのは悲しいという感情ではなく、きちんとした事実(記録)だからです

原因と、解決方法をしっかりと考え、実行していくことが

次の被害を減らせる一番の方法だと思います

 

だからこそ、記憶に残らなくても、記録には残しておくべきだと提唱します

 

感情というのは、時間と共に変化していきます

下手すると思い違いや、忘れてしまう事だってあります

でも、事実は時間経過では変わりません

直視したくない事であったとしても、次の被害を減らすためには

きちんと事実から目を背けてはいけないと思うんです