10月の末になり、平年よりも早いとは言え、もう初雪が降り
最低気温も氷点下が続く毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか
今頃ですが、私は夏休みを満喫しております
家の目張りや不要品の持ち出しなど
まさしく夏休みという長期休暇を利用してしか行えないことをしております
今回の一番の収穫は祖父が作った預金通帳入れを発見したことでしょうか
製造年月日が書いてあり、何と昭和14年
作られた箱には預金通帳箱 取扱注意と書いてあり、何とも泥棒に親切です
鍵も特にないので、もし持って行かれては大変な事になります
その中に書いてあった言葉が以下の内容です
「 百萬圓も壱銭から 壱銭を大切にしませう
國は我等の壱銭に富む 」
昔の祖父が何を思ってこれを書いたのかは
今となっては不明ですが、そう言う時代だったのだろうなぁと言う事を思うと
これは残しておくべきものだと思い、そっと車に積み込みました
私の家はこうして荷物であふれかえっています
箪笥も持ってきたけど、まだ洋服箪笥もあります
鏡台は使いたいけどこればかりは本当に置くところがないので
あのままにしておくのは非常に忍びないのですが
上手い手段が見つかるまで放置だと思います
祖父が亡くなってもう4年
誰も住まなくなった家は、今年の台風もあってか
少しずつ、確実に痛んできている様子が見られました
あと何年あの家が残るのかは分かりませんが
祖父にとっても、大事だった家でしょう
なるべく、私も大事にしていきたいものです