すごい 雑感

思いついた事を書いていくところです

褒めると言うこと

理学療法士の仕事をしていると

とにかく人を褒める事が多い

まあ、私だけかも知れないけど

 

怪我や病気などで入院した人はとにかく不安が多い

今後帰っても今までと同じくらいに生活できるだろうか

家事動作や趣味は行えるだろうか

不安が尽きない。そんな中での理学療法である

私の思うところは「成功体験」を積み上げて行く事により

本人が自分一人でも自信を持って生活できるようになる

と言う事が大事であろうと思う

 

子供の頃は褒めて伸ばそうと言う教育方針が

最近浸透しつつある気がするけども

大人になれば褒められると言う事は殆ど無い

これは何故なのだろうかと思う

特に私が勤めている病院なんかは殆どの患者さんが老人世代で

もうこの年代になると褒められる事なんか恐らく無い

そんな中で理学療法を行い褒められるのだ

そりゃ楽しくもなるわと思う

理学療法が楽しいのではなく、褒められると言う事が

次の(褒められる)行動も行おうという原動力になるのだと思う

 

自分の事であったとしても

自分で自分を褒める事は大事な事だと思う

ただ、勘違いしてはいけないのは

自分で自分を褒めても良いけど

その褒められたと言う評価は

自分だけのものであり、他者を含めた世の中全体の評価でない事は

きっちりと理解しておく必要があると思う

ここの理解が出来ていないと単なる痛い人になってしまう

(痛い人で済めば良いけども)

 

子供だけでなく、大人も褒めると言う事が

大事なのだと(私は)思う

 

 

しかし、叩かれて伸びるタイプの方が

最終的には強くなる事が多いのではないかと言うのは

難しいところだけど

叩かれて伸びる人と褒められて伸びる人の割合を考えると

やはり褒める方が良いのではないかと思ったりもする