干し芋は皆さんご存じですね。
蒸したサツマイモを、干したものです。
美味しいので、皆さん子供の頃に一度は食べたことがあるでしょう。
子供のおやつに買おうと思い、お店で見たときに、私は思いました。
何故輪切りの干し芋は無いのだろうか。と。
干し芋を作る際、サツマイモを切りますが
明らかに、輪切りにした方が干し芋は小さいですが沢山出来ます。
売っているように縦長に切ると、イモの中央部分は大きいですが
端っこはどうしても小さくなってしまいます。
小さい干し芋は、恐らく商品にはなりにくいです。
となると、沢山商品に出来る輪切りの方が良くないですか?
しかも、小さいから乾燥も早いはず。
こんな良いことづくしなのに、何故輪切りの干し芋は無いのだろうか。
そう思った私は、輪切りの干し芋を作ることにしました。
だって蒸して干すだけですもん。簡単に作れます。
出来た干し芋がこちらです。
そう。作ってみて初めて理解しました。
輪切りの干し芋は作ってはならない事に。
何故なら、繊維を断ち切っているため、その繊維が残るのか
表面が大変ザラザラしており、食べるときに痛いくらいです。
イモの中央からヒゲのように小さく出ているのが、繊維と思わしきものです。
干しすぎたと言うこともあるでしょうが
それにしたって流石に食べにくいものになってしまいました。
まあ、作った以上食べますけども。
味は良いんですけどね。同じ干し芋ですから。
やはり、誰もやらない事には理由があると、改めて分かりました。