すごい 雑感

思いついた事を書いていくところです

歯の根の治療その2

その1を書いていませんが

実は先週の土曜日に1回目の治療を行っています

今回は、まとめてその辺のことを書いていきます

 

まず、歯の根の治療を行う事になった経緯ですが

顎関節症で歯医者に行き、レントゲン写真を撮影したところ

神経を抜いた歯の根に炎症が起きていて、手に負えないから抜こう!

と言う事になりました。

 

そんなカジュアルに歯を抜こうと言われても嫌なので

もう少し治療できる可能性を求めて他の病院に行きます。と言うことで

その最初の歯医者さんはとりあえずやめて

違う歯医者さんに行くことにしました

 

違う歯医者さんでは、まあこの根っこの炎症はひどいけど

まずは治療してみて、ダメなら抜くしかないけど

いきなり抜くというのは乱暴だなぁと言う感じでした

 

歯を抜く=100%だったものが

とりあえず半々くらいかな?と言う先生の言葉を受け

50%程度まで下がりました。何と半分です

 

と言うわけで開始しました第1回目の治療です

もう20年くらい前になると思われる神経を抜いた奥歯の蓋を開けると

感染して膿が溜まっているではありませんか

 

顕微鏡で見ながら細かい作業を行っているのが分かります

時々独り言を言いますが、かなり難しい様子です

 

1回目は半分と少しを取って終了

感染したものを取り出して、菌を減らして2回目を行うと言うことで

本日が2回目でした。

 

今回の目的は神経を抜いたところに詰まっている

膿と、その詰め物の除去です

基本的に神経を抜いた後は無菌状態を保つために

がっちりと詰め物をしているはずなのですが

それが感染したと言うことで

人工関節とか人工血管の感染と考えると、難治性だなぁとは思います

確かに物理的に取り除くのが一番手っ取り早いですね

 

上の方、手前側は比較的楽に取れることは想像できますが

奥になればなるほど、そりゃ取りにくくなります

先生もかなり難儀している様子が伝わってきます

 

「ここのところ難しいな…慎重に行こう……あッ!!」

 

いや。その「あッ!」と言うのは何なんですか。と言う疑問がありましたが

まあ人間ですもの。色々ありますわ

私に出来ない事をやってくれているのですからね

 

結構力を入れて引っ張ったり押し込んだりしているので

麻酔が効いていない顎が痛くなってきましたが

その辺も仕方ないです。このくらいの痛みは我慢します

 

と言うわけで第2回の治療も終わりまして

一番下のところの詰め物は取り切れなかったと言う事でしたが

おおよそ多くのものを取り除いた様子です。

 

今後は、ここを消毒して

その上で感染が減るかどうか。と言うところを見ることになる様子です

 

薄いゴムシートで口の中に小さな手術室を作り出したり

顕微鏡で見ながらの治療を行うと言うことで

なかなか普通の歯医者では見ることが出来ない治療が見られまして

興味深いところもありました

 

抜歯せずに済めば良いなぁと思います

やはり、患者さんにもいつも言っていますが

定期的な受診が、本当に大事だと思いました