一応医療系の住人ですし
医療系と言う事は、科学的な根拠に基づいて治療を行う必要があるため
あまり非科学的な事とか、数値化出来ない事に対しては
どうにも反応が難しくなります
そこで今日のお話は「根性」に関してです
「根性のあるやつだ」とか「この根性無しが!」などと言いますが
さて、この「根性」とは一体何なのでしょうかね
私はこの根性と言う言葉は、治療中は使いません
「根性出して頑張れ!」と言う事はしませんし
むしろ「根性論で頑張る事はやめてください」と話します
この根性は一体何なのか。と思います
どうにも私の考えでは「辛いことに耐えうる能力」の事を
根性と呼ぶことが多いのではないかと思います
もっというと「いじめ」とか「しごき」に対しての耐性を
「根性」と言う数値にもならない事で測っていたのだと思います
昔こそスポーツで指導者の「しごき」などが横行していたと思いますが
今のこのご時世、今回の使い方である「根性」が果たして必要な能力なのか
私にはどうにも分かりません
でも、未だに根性が有る・無いと言われる事が多々あるのが
どうにも不思議なんですよねぇ
でも、まあ今の年配の方々はそういう時代に生きてきましたし
後50年前後すれば今回みたいな根性論は無くなると思います
そう考えると、色々な過渡期に生きているんだなぁと思いますね