すごい 雑感

思いついた事を書いていくところです

0080 ポケットの中の戦争 感想

Amazonプライムビデオで、ポケットの中の戦争全6話を見ました

評価が高い事は知っていましたが、初めて見た上に

思った以上に良かったので、記念に書いていこうと思います

 

良かったところ

ガンダム作品でありながら、ガンダムである必要がない

ここに尽きると思います

 

このNT-1アレックスガンダムを、別にガンダムでは無く

新型の戦闘機などにしても物語は問題なく進むわけですよね

ガンダムと言う作品でありながら、ガンダムである必要が無い

ここが一番の特徴で、面白いなと感じています

 

ネタバレになりますが、コロニーの皆は核攻撃が来ることなんかもちろん知りませんし

バーニィがコロニーを守ろうとして戦う事も知りません

アレックスの搭乗者がクリスと言う事を、バーニィは知らないし

クリスも、ザクに乗っているのがバーニィとは知りません

色々な、少しずつのボタンの掛け違いが

悲劇を生むわけですね

 

あと印象的だったのは、やはり子供の無邪気さと言うか

最後に「また戦争始まるぜー」みたいに言う事ですね

学校の彼らには、戦争している感覚・実感なんか全く無かったわけです

バーニィの死、クリスがアレックスに乗っていた事

これらを知っているのは、アルだけと言う事ですね。まさしく主人公

しかし、主人公でありながら、子どもなので傍観者でもあり

当事者にはなり得ない。このあたりの客観性が

面白さを、奥深さを生んでいるのではないかと思います

 

戦う理由が無いのに、戦わなくてはいけない戦争と言う悲惨さですよ

 

面白かったですね。実にガンダムらしくないガンダムで良かったです

F91も短いので好きでしたが、こちらもお気に入りになりました