今日の一枚
写真撮影していて、どういう風に撮影したいか。と言う事を考えますが
割と私は、寂寥感、つまり寂しさ、孤独を感じる一枚が
好きな部類です
私は厭世的とまでは行きませんが、ある程度リアリストを自覚していますし
身もふたもない事を言います。それが事実だからです
全てを見ているという意味で神様はいると思いますが
自分にだけ都合の良い、つまり困った時にだけ助けを求め
その時は助けてくれるような、そんな都合の良い神様はいないと思っています
そんな中で、人はやはり基本的に孤独な存在です
いくら近くに誰かが居ても、それはあくまで他人です
自分の事を100%理解してくれる相手は、存在しないのです
他の人と協調性を持って、生きていく事は大事な事ではあると思いますし
誰かのために何かをしようと思う事は悪い事では無いと思います
でも、人間、やはり基本的には一人です
自分を本当の意味で助けられるのは、自分だけです
時には運が味方をして、それが神様のおかげ。と思う事もあるでしょう
でも、本来であればそんなにギリギリのところを攻めて
イチかバチか、みたいな状態にならない方が、良いとは思いますけどね
話が逸れましたが、協調性を持つ事と、皆と仲良くしなくてはいけない。は別問題で
皆と仲良く出来ない人を寂しい人とか、友達が居ないと言う人もいますが
それは違うと思います
周囲の人を大事に出来る事と、一人を好む事は、両立出来ると思います
そんなわけで、私は時には孤独を感じる事も、そして自分を見つめる事も
重要な事では無いかと思います。だからこそ写真でも表現したいのだと思います
寒空の中、一人で撮影しているのは、肉体的には正直辛いところはあります
でも、そういう時間が、一人で物事を考える時間が
私にとっては、重要な時間なのかもしれないと思います
皆さんも、孤独を感じて、自分の事をゆっくり考える時間を、持つことが出来れば
悪く無いんじゃないかと思いますが、いかがでしょうかね?