センス無いなぁと指導者が言う時点で
私はその指導者に指導のセンスが無い。と言う事だと思います
物覚えの良い人と遅い人は確かにいます
しかし、物覚えの遅い人に対しても
どこで引っかかっているのか。と言う事を考えた上で
どう修正すれば良いのかを考えることが、指導者としての仕事だと思いますが
それを「センスが無いなぁ」の一言で切り捨てるのは
自分は無能です。と言っているに過ぎません
才能とか、センスとか、そう言うものを抜きにして
誰が行っても同じように行えるのが技術ですし
その技術においてセンスや才能が必要になる。と言うところでは
それはもう技術ではありませんもの
もっと一般化出来るようにして下さい。と言えますね
物事細かく詰めていくと、大体の事はシンプルになり
解決の糸口が見つかるものです
大体、なにか出来ない。と言う時は、どこかで引っかかっているだけで
それが解決する事で、スイスイと次に進める事も多いです
それを見つける事を指導者として行うべきで
決して、センスだとか才能を一般の人にまで求めるべきではないと私は思います
わざと抽象的に書いていますが
そう思う人が多いからこそ、臨床実習というのはそう言う形態から変わっていったのでしょうし
ハラスメントの横行する実習というのは、そもそも違っていたんでしょう
20年くらいして、やっと時代が追いついてきた感じがします。万歳
学生の能力を伸ばすのも、患者さんの能力を伸ばすのも同じです
患者さんにも、お前センス無いなぁと言えますか?