今日の一枚
たまにはお茶でも飲みながら本でも読みましょうか。と言う事で
読んでみました。図書館の本です
図書館と言えども、割と新しい本も入っているので侮れません
でも寄贈の様子です。古本屋に売るよりはと考えて寄贈しているのでしょうか
あまり読んだ形跡がなく、綺麗な本でした
しかも、私が読みたいな。と思い手に取った本は大体同じ方が寄贈されていました
趣味嗜好の似た方もいるもんですね
<<東京ディストピア日記>>
割と好きな作家、桜庭一樹さんの2020年の日記をまとめたものです
いわゆる「コロナ記録」とでも言えばよいのでしょうかね
まさしく渦中であったと思われる東京において
恐らく一般的な方々の考えが書かれていると思うと、面白かったです
私はこれでもなんと医療系の人間の様子なので
作中の表記を引用すると「のんきだよ」と思うところもありますが
流石に切り口が鋭く、分断を生むことの危険性とか
見たいものだけを見て現実を捻じ曲げる事などに関して書かれており
この辺は面白いなぁと思いましたね
本当に面白いと思ったのは、日記の形式を取りながら
これは実は日記だけに収まらないんじゃないか…?と思うところですね
だってこの方は作家さんですよ。小説家ですよ
真相は分かりませんが、このくらいの事を仕込んでいてもおかしくないでしょう