すごい 雑感

思いついた事を書いていくところです

映画「震える舌」を見ました

今日の一枚

不思議なもので

その日最初に撮影した一枚が、一番良い時が割合多いです

やはり、自分が一番良いと思ったものを撮影するからでしょうね

 

<<震える舌>>

Amazonプライムビデオで、1980年の映画を見ました

もう昔の映画なので、ネタバレしますが

子どもが破傷風に感染して、治療していく最中を描いた作品です

 

最近話題の狂犬病の話もそうですが

基本的にワクチンなり予防接種を推奨するのは、それなりの理由があるからです

 

この映画の見どころはいくつかありまして

1:子役の演技が上手い

2:家族の疲労から来る精神崩壊が上手い

3:1980年の約40年前の病院事情を知る事が出来る

この3つがあります

 

子役の演技は、大変上手でした

撮影当時は何才だろうなぁと言う年齢ながら、大変良く演技しています

子役なのにここまでやらせるのか。と思うところもありますが、まあ40年前ですしね

 

そして3番にも関係しますが、当時の入院は家族が付き添うのが当たり前だったのです

そうすると、もちろん家族も疲労します

しかも、今回は刺激を与えないためにも、ほぼ真っ暗で、音もなるべく無い空間です

子どもの命がどうなるのか、と言うギリギリの部屋に両親は拘束されるわけです

そりゃ疲れもしますし、精神的もおかしくもなる。と思います

このあたりも、上手く描いていたなぁと思います

 

病院事情は、よく分からない設備が出て来たり、ナースキャップを皆装着していたり

病院内で平然と煙草を吸っていたりと、今では理解出来ない事が割とありました

逆に、今から40年経過した時には、考えられない事も沢山あるんだろうなと思います

こう考えると、病院も進歩したな。と思います

 

ただ、どうしても医療従事者の視点で見てしまうので

この場合は〇〇すれば良いのでは?と思ってしまうこともありまして

もっと良い治療方法あるんじゃない…?と思うこともありましたが

未来人がそんな事を言ってもどうしようもないので

これはこれで、名作だと思いました

 

ある意味サイコホラーです。一応ホラーとして作られていたみたいですね

一応最後は治療も成功し、唐突なハッピーエンドで終わります

まあ、ハッピーで良かったね。と思います