今日の一枚
野生動物は、生き抜いて行けるだけの強さを持っています
生き抜けない個体は、死ぬだけです。それが現実です
なので、野生動物のためを思って、エサを与えるのは
人間のエゴです。動物のためになりません
というわけで何度も言っていますが
野生動物の餌付けはダメ。絶対です
写真を撮影するためにリスを餌付けしているプロ写真家がおりまして
写真家の風上にもおけんな!と思います
<<同じ理屈で>>
上と同じ理屈で、私が疑問なのは、子ども食堂です。
金銭的に困っている家庭の子どもたちに、お腹いっぱい食べてもらいたい
その理念は分かります。でもそこでお金を取らないとなると
その食材費は、人件費は、どこから出てくるのですか?
誰かが寄付してくれたものでしょうが
例えばフードロスの廃棄寸前のものを使って行うから良いでしょうと言っても
それは逆にお金がかかっていないからこそ、問題になり得るのです
そもそも、子ども食堂が存在する理由は、金銭的な問題です
それは、お金がお金持ちのところにあって、動かないところから発生しており
お金が一定数以上世の中に出回っていて、かつ回っていれば
金銭的に困る人も、それほどいなくなる計算にはなります
フードロスの食材で子ども食堂を行うのと
飲食店でお金を払って子どもたちにお腹いっぱい食べさせるのと
例えば、あなたの寄付したお金でどちらを選びますか。と言われた時にどうしますか?
さて、ここで問題なのは、お金が回っていないのが原因なのか
そもそも、世の中に出回るお金が少ないのが問題なのか
どちらか。と言うところですが、私は両方ではないかと思います
でも、やはり最大の問題は、出回るお金が少ないところだと思います
何故かって?そりゃ日銀が頑張って金融緩和でお金を出そうとしているのに
政府が税金でお金を世の中から吸い上げるからですよ
これだけ生活が苦しいと言われている時でも、税収は過去最大ですからね
不景気の時は減税する。どの経済学の教科書を見ても書いてあります
そりゃ沢山国がお金を税金で吸い上げれば、税収は増えますからね
税収が増えた=景気が良いと思っているのでしょうね
賃上げによってどこまで世の中に出回るお金が増えるかが注目されます
世の中全体のお金を増やす、そして回すを意識して
生活していきたいと思います
まあ、お金を回そうと思わなくても
昨今の物価高でお金は飛ぶように消えて行きますけどね…